『あのっ!』

さっき俺を直視してきた
女の子が話しかけてきた

『ん?』

『あのっ!あたし内田紗代っていーますっよろしくねっ!』

笑顔で俺に話し掛けた
『あ、俺、金岡潤平 !潤平でいーからっ』


『潤平…くん?』

少し上目遣いで
恥ずかしそうに
俺の名前を呼ぶ姿に
無性に抱き締めたくなった。