「できたー」

あれから1時間を使い雅樹の初シングルを作り上げた


「お疲れ」

ん?と思い後ろを振り返ると悠哉さん


あっ、しまった…
忘れてた…


「すいません、待ってたんですか?」

「待っちゃダメだった?」

不満気な感じで聞かれると心がドキドキする

「いや、嬉しかったんです…」
恥ずかしくて下を見る

「そか、まぁご飯でも行こうよ」

「あっ、はい」

ご飯に誘われたことが嬉しくて
初めての2人きりの食事だった

デートみたい…
とか一人でドキドキしていた