「悠哉もだろ?
 お前は提供者がいれば作れるんだ、どんなやつでも」

うーん…

「1つでも尊敬出来るところがあれば作れる」

尊敬か…

「雅樹も他のアーティストから見ればかなり価値は高い、でもあいつの価値はこんなもんじゃねぇよ」


「じゃ、何で雅樹は公表しようとしているんですか?」

「真矢は自分ののだと言いたいんだろう」



「誰にも渡したくないっていう独占欲だ」

私に対しての独占欲…?

「私はどうしたら?」

「俺は真矢に雅樹を想う気持ちがあるなら良いと思っている」

「だから、結婚ですか?」

「まぁ結婚は飛び過ぎだけど、付き合ったり、あいつのために生きたり出来るかどうかってことだ」

雅樹と今までと違う関係でいるってことか…