「んじゃ、よろしく」

そう言って電話を切ると私を見て

「7時にお前の部屋行くから」

と携帯をいじりながら伝えてきた


本当に忙しそうだな…


「わかりました、
 もう作り始めたほうが良いですよね?」


あーと悩んでいる晃さんを見ていると


「作れそうなら、よろしく

 お前のことは頼りにしてるから」

そう言うとそそくさと去っていった


何かあったんだろうか

7時か…

結構時間あるから、曲の少しでも作れたら良いな

そんなことを思いながら部屋に行き

フラフラ、本を読んだりテレビを見たりしているともう7時目前になっていた

「やばっ」