「ひとまず雅樹は家に籠ってる」

「そうですか、
 仕事はどうしてるんですか?」

「休みだってよ」

休みか…
あんなに仕事つまってたのに…


「後から仕事大変になるってことですよね?」

「まぁね、でも雅樹は休みで喜んでるみたいだし」

「本当ですか…」

喜んでるとは言っても大変なはずだ

私のせいでそんなことになるなんて…


「そんな気にするな、お前らの元々俺が連絡したからだし」

「いえ、私の不注意ですから」


何で気づかなかったんだ

というか…何で気軽に一緒に遊びに行ってしまったんだ


「まぁそんな気負いするなよな」

「はい、ありがとうございます」

そう言うと、あることに気づく