「着いたぞ」 そう言われてドアを開ける 外に出ると山の中らしい、いつもと違う空気の匂い 空を見上げるとキラキラ光る星が見えた 雅樹のことなんかお構い無しにもっと綺麗に見えるところへと歩いていく 少し歩いていくと空に綺麗な世界が広がっていた 「うわぁ…」 いつもは見ることの出来ない星たちがキラキラして見える 綺麗… 感動していると雅樹が隣に来て頭を撫でられる やっぱり今日はお兄ちゃんみたいだ 「綺麗だね」 「そうだな」 満足気に笑う雅樹を見てたら私も楽しくなってきた