「すいません、」

「あぁ、雅樹が言ってた人か」

関係者入り口のところでダルそうに立っている警備員

多分あんまり年齢が変わらない気がする


「はい、」

凄く顔を覗かれると

「入って良いよ」

と言われた

何なんだろうか…


「雅樹と仲良くね」

ニヤニヤしながらそう言われて

へ?という顔をすると

「早よ行け、」
と促され

不思議に思いながらも

「すいません、ありがとうございます」

そう伝えると控え室へ走り出した