「そっか」 晃さんの目は困ったように曇っていて、困るようなことを言ってしまったんだと感じた 「ごめんなさい、こんな時期に」 頭を下げて謝る 「気にするな」 晃さんはそう言って、頭を撫でてくれた 「まぁ、今はなかなか難しいのわかった でも仕事だ、手は抜くな、作れるときは作れ」 部屋を出ていきながら言っていく晃さんの後ろ姿を見てこの業界で生きていくことへの辛さを感じた きっと、また晃さんは助けてくれるんだろう… 未だに一人前になれない自分に腹が立った