「お知り合い?」 要ちゃんと話していると後ろから朝倉さんが声をかけてきた 「はいっ!私、家が茶道なんですけど、桜様は学園内女子で一番のお嬢様で華道の娘なんです!」 「華道…?」 「一応、華道の家元の娘です」 朝倉さんは一瞬驚いた顔した でも、すぐ無表情になって 「でも、いくら家が良くてもブスだったら意味ないわねぇ」 なんて言って私の顔を見て笑った。