「は、離せよっ!」 「もー、しない?」 「し、しねぇよっ!」 「ふーん…ま、いっか」 そう言って金髪の男を離した。 金髪の男は慌てて逃げて行って、背負い投げされた時にやったのか右足を引きずっていった。 「大丈夫だった?」 「へ?」 「だから…大丈夫だった?」 「は、はい!ありがとうございますっ」 「いーえ、友達と一緒かな?」 「はい」 「あんまり1人になっちゃダメだからね?」 そういうと茶髪の人は歩いて行った。