「まぁ、寮制だから一回も話せないってことはないと思うんだけど…」 「うん、一回でもいいから話したいな」 「なんかあったら私に言ってね?」 「うんっ」 やっぱり夕ちゃんは頼りになるね! 寮の入り口の人だかりが収まるまで夕ちゃんと話していると後ろから声をかけられた。 「花宮桜さんと姫塚夕凛さん…だよね?」