「なんで・・・・・・?!」 さっきから思っていたことを口にした。 目の前にいる人は、欠伸をしながら伸びをする。 ぐっすり眠っていたようだ・・・・ 「なんで、とはなんだ?俺がいて何が悪い?」 眠気眼の彼は不機嫌そうに言い放った。 「なんで、、、なんでここに人がいるのよ!!!」 「その言葉そっくりそのまま君に返してやるよ。」 寝起きのため、 少し声がかすれていた。 低くて、でも少し甘い響きが私の耳くすぐる。