涙がひいたころ、先輩は私を家まで送ってくれた。 「明日・・・・。」 先輩は振り返って私を見た。 「なに?」 「明日・・・・、図書室で会えませんか? いっぱい話したいことあるし・・・・。」 先輩はふわっとした笑顔を私に向けると 「わかった。また二人でサボろうか。」 そう言って先輩は私のおでこにキスをしてくれた。