唇が離れたわずかの間に私の心の中の疑問の言葉が口に出ていた。 「どうして・・・・・?」 先輩はキスをやめて私の声に耳を傾けた。。 「どうして、私に構うんですか?」 「・・・・・」 先輩は目を丸くして、私を見た。 驚いているようだった。 「私といても良いことないし・・・」 「なんで?」 琥珀色の瞳で見つめられると嘘がつけなくなる。 「私、、、わかんないんです。 先輩のこと・・・。」