「工実・・・・・」 切なそうな声で私の名前をよんだ。 そして、 だんだんと先輩の顔が近づいてきて、私は素直に目を瞑った。 もう日が落ちて、薄暗くなった公園で私と先輩は唇を重ねた。 合わさっては離れ、離れてはまた唇を合わせた。 唇が離れる度に先輩は私の名前を呼んだ。 私を欲しがるように・・・・・・。