寄ったのは駅近くの公園。 夕方で、下校中の小学生や小さい子を連れたお母さんたちなどが遊具の周り にたくさんいた。 ベンチに座ってると、 視界に缶コーヒーを持つ先輩の手が入ってきた。 「あげる。」 私にそれを渡して、隣に腰をかける。 「あの・・・・・。ありがとうございます。」 「んー。」 しばらく、 目の前の風景をお互い見ていた。 ・・・・何か話さないの?! 私は気まずくなって先輩に目を向けた。