その日、学校に行ったことは覚えているが帰り道のことはキレイさっぱり封印されていたのだった。 そして、、、、 山下先輩のことも・・・・ それに気づいたのは姉だった。 先輩は一回だけ私に会いに来たのだそうだ。しかし、姉は病室に入れてはあげなかった。 「もう・・・・あの子に関わらないで。」 「・・・・・でも、」 「誰のせいでこうなったと思ってるの?! 帰ってください。」 病室の外で声を張り上げている姉。 ・・・・もう一人、誰がいるんだろう?