それは、部活帰りの事だった。 いつも通りの家までの道をとぼとぼ歩いていた。 私はこの日、 先輩と別れた。 これは先輩が私のことを思ってのことだった。 嫌がらせを受けている私を知らんぷりできないという先輩らしい別れの理由だった。 思いっきり泣いた。 泣いて泣いて泣きまくった。 心がボロボロで、 ご飯ものどを通らない。