「あっ、先約ですか。」 女の子は俺の姿をちらっとみて言った。 「ああ、別に大丈夫。」 「あ、すみません。 ええっと、この前のプリントなくしちゃって。 もう一枚いただけませんか?」 恥ずかしいのか顔を真っ赤にしながら 女の子は言った。 「タクミにしては珍しいな。無くすなんて。 あとで、俺んとこ取りに来て。」 「あ。。わかりました。」 ありがとうございます。と言って、 女の子は階段の踊り場から 3階へと階段を上がって行った。