そうだよね駆一郎 あの子どもの時もこうして手を握って橋を渡ったね。 フフッ あの時は私が握ってあげたんだよね。 でもね あの時… 私の心はふわふわしてたんだよ。 駆一郎の手から伝わる温かさに。 そして今もまたふわふわしてるよ。 ね、駆一郎 これからもこうして二人ゆっくりと長い道のりを歩いて行こうね。 時には喧嘩もするだろうけど繋いだ手は離さないでね。 ね、駆一郎… *Fin*