「さ、駆一郎と薫子ちゃんはこの吊り橋をゆっくりと渡ってレストランに来てね 」 「先生、じゃあ新学期に」 乃亜ちゃん達や生徒達も立ち去り後には私達だけ。 レストランには吊り橋を渡らなくては行けない。 「じゃあ行くか?」 「うん」 ブーケを胸に抱いて歩き出した。 ―― ―