あっ、これは…


走馬灯のように鮮やかに蘇る。


それは私がまだ子供の頃のことー


夏休みのある日、遊びに夢中で気づいたら辺りは暗くなってた。


かくれんぼをしていた友達もいつの間にかいなくなり私一人。


帰ったら叱られるとビクビクしながら家へ向う。


この辺は田舎だしあまり人通りがない。


ポツポツと灯ってる廻りの家の灯りを頼りに歩く。