音々と仲良くなってから、毎日が楽しくてしかたがない
今日も、笑い合ってたとき音々が急に静かになった
音々を見てみると
彼女は、涙を流していた
目線の先には、音々の彼氏と、知らない女が、キスをしていた
音々は、ただ涙を流しながら黙って見つめていた
我慢できなくなった俺は、
彼女の目を自分の手で覆った
彼女は、こちらに顔をむけた
「ど、どうしたの佐々木?
私は、平気だよ」
と、笑った
「嘘つくな、平気ぢゃないだろ?泣いてるぢゃねか」
「気にしないで!ただ目にゴミがはいっただけだから」
俺は、なにも言えなくなった。