彼が彼女に恋をするまで





私が叫んだ数秒後に



「残念、俺は2組じゃないよ」



と、言われてしまった





そして、


「俺も舞ちゃんと同じクラスの3組だよ」



私の耳元で市川君は囁いた


そして、


耳を噛んだり、舐めたりしてきた



「んっ///」



いきなりそんなことするから


自分でも知らないような


甘い声が漏れた






それを聞いた市川君は



「どうした?」



まるで何もなかったかのように



顔をかしげた