「ホントだ、超可愛くね?」


「俺好みなんだけど」



そんな会話をしてる不良の皆さん



てか、私的にはそんなことはどうでもよくて…

早く逃げたい…


と、思っていても逃げれるはずもなく…



一緒に登校することになってしまった




学校に入るなり、みんなからの視線が半端なく怖い…



まぁ、そりゃそうか。


こんなにガラの悪い人と

こんなに真面目そうなわたしが、


一緒にいる方がおかしいもんね(失礼)




そして何とか、靴箱までは来たものの


不良たちにメアド教えてと言われて…



何度も無理ですと言うと



「じゃあ、ケータイ返してやんなーい」



と、一言


え?
たしか私の携帯は…

そう思ってポケットをみると


携帯がない!



返してくださいと言う途中で




不良たちは、どこかに行ってしまった。