カフェオレ




「白石さーん」


とうとう検診の時がやってきた。


あたしは案内された場所に行き、検診を受けた。


初めてのことでドキドキはおさまらなかったけど、無事に終えて、待ってくれてるマサキのもとへ。



「おつかれ」

「うん」


緊張が解けぬまま、あたしは彼の隣に座った。


あとは結果を待つだけ。


なのに不安ばかりが押し寄せる。



あたしはマサキの腕を掴んだ。