その夜
久しぶりにマサキがあたしの家に戻ってきた。
真華が寝てしまったあと、あたしとマサキは並んでソファーに座っていた。
会えなかった3年間を埋めるように、お互いのことを話し合った。
「3年前、あたしが“好き”って言おうとしたの気づいてたでしょ?」
「うん」
「あれから、マサキしかあたしの中にいないんだよ」
「俺も。雪乃のこと忘れられなかったんだよ」
優しく抱きしめられ、あたしは身を預けた。
「もう亮也に遠慮はしないよ。俺は雪乃が大好きだ」
彼の顔が近づいてきて、あたしたちは初めてのキスをした。

