晴れ時々、雨。






「し、椎名君…っ」


「何だよ、」


もしかして…


美羽…あれをする
とか思ってんのか…?


おもしれぇ…


わざとゆっくり、
顔を近付けて行く。


「…っ!」


美羽は目を瞑った。


あ、絶対に美羽は
期待してる…


だけど、俺は
何もしてやらない。


「…あれ?」


「ホコリ。」


俺は小さなホコリを
美羽に見せる。


美羽はポカーンと
目を丸くしている。


「…期待したんだ?」


「へ…?」


図星だから
否定して来ない。