キーンコーンカーンコーン。
『生徒の皆さんは、椅子を持ってグランドに集まって下さい。』
あ、やべ。
早く行かないと。
「涼一緒に…って、いねええ!先行きやがった!あいつ!」
うわ、薄情者だ。あいつは。
「少しうるさいよ。藍沢君。」
コロンとした乾いて高い声。
「葵…。」
俺の目をまっすぐに見つめてる。
その表情は、柔らかいけど、真顔だ。
笑わねえなあ、やっぱり。
「藍沢君、一人なんでしょ?一緒行こ。」
「あ、ああ。」
俺がそう答えると、目を細め口角が少し柔らかくなった。
笑うとまでは、いかないけど。
「……。」
「……。」
見事な沈黙(((o(*゚▽゚*)o)))



