「ご、ごめんなさい。」
「それで?」
「もういいません。」
「よろしい。」
あー、怖かった。
涼はほんとこえーよ。
不良より何千万倍も怖い。
..................って....え?不良?.......
「あーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「ぅお!!」
涼の体が一瞬ビクってなる。
俺が大声を出したせいでクラスの人達が一斉にこっちを振り返る。
でも、俺は気づかない。
「わ、忘れてた...。」
「?。何を?」
そうだよ。今俺大変な状況じゃん。
涼の怖さにビビってる場合じゃねえじゃん...。



