今日、久しぶりに泣いた。 独りきり、灯り一つない部屋の ベッドの上に安座して、 頭を膝の間に埋めて、 泣き叫んだ。 偶々見てしまった、 君が女の子に告白されるところを。 ――アタシも、あんな風に… 素直で、可愛い女の子だったら―― 君は――アタシを女の子扱いして、「可愛い」とか言ってくれたかな。