青い、碧い、この地(ホシ)球で…

  

「さて、自己紹介も終わった事だしこれから直ぐにみんなの暮らす家に行くといい。
 家は、橘の子が案内してくれる。」


 理事長は、大役がひとまず終わりお茶を口にする。


「じゃあ、行きましょうか。」


 龍斗の声掛けでみんなは、理事長に挨拶し出て行く。


 龍斗が先頭になり10分程歩いた先の学園が見下ろせる小さな丘の上に来た。


「皆さんの家ですよ。」


 龍斗は、ドアを開けてみんなを中に入れる。大きい家の中は、清潔感溢れる壁紙と調度品が置かれていた。