「月叶…お前を帰国させたのは、この地球を守護して貰う為だ。」 「はい。」 「月叶…これから守護者たちと逢う。お前もおいで。」 「はい。おじい様、浮かない顔ですね。」 話しは、予想していた通りだった。しかし、祖父の様子が不安そうだった。 「あのな…本当にいいのか?」 「おじい様、月の役割の事…伝えないで下さい。大丈夫です。」 「月叶…」 「おじい様、守護たち1人1人に役割があります。それは、他の守護が邪魔してはイケないのです。」