そこには、愛しい娘が居た。 「月叶… (終わるのか…この愛おしい命は……)」 父親は、娘の行く末を想い苦笑した。 そんな父親に娘は、変わらず思いきり抱き着いた。 「パパ?」 「月叶…急だが、おじい様の所に行って来てくれ。」 「解りました。」 娘は、笑顔で答えた。 ※ ※ ※ いつになっても宇宙(そら)の星は、巡り…魂も巡る。 出逢いは…別れと終わりの始まり。 そして…地球は、滅びの道へ…。