「大丈夫です。直ぐ仲直りしまさたし、相手のお母さんも許してくれたので大丈夫です。 子どもは、すぐ仲直り出来ますから。」 笑顔で答えた。 「良かった。じゃあ、先生また明日。」 「はい、お気をつけて。」 母親は、帰って行った。青年は、見送る。 「美人…美人でしたわね。」 「うわっ!!」 後ろから声を掛けられて青年は、飛びのいた。 「“うわっ”とは、なんですの?」 静かな怒りを称えて少女が立っていた。 「…びっくりしただけだろう。」