君がくれたもの(仮)


「痛い…
智美だいじょうぶ?」


「佳月…」


たおれこんだ結果、僕は智美を押し倒したような格好になっていた。


「ご、ごめん!」


あわてて僕は立ち上がった。


「うぅん、だいじょうぶ…」


「おい、お前!
なにするんだ!」