隣を見ると女の子が一人座っていた。 「うわあぁ!!」 「佳月…? どうしたの?」 「部屋になにかいる! ちょっと来て!」 僕はそう叫んだ。 この子は…? 「佳月? なにかって?」 「ここに…」 そう言って僕は目で、示した。