「…わかったよ。
いけばいいんだろ!」

「ありがとう…」



「そうだ、お前の名前はなんていうの?」



「名前…?
ごめんなさい。
それも言えないの…」


外を見ると今日も雪が降っていた。
やっぱり、逃げちゃだめなのかな…


「じゃあ僕は『雪』って呼ぶよ」
「雪か…
いい名前だね。
これからよろしくね、かーくん♪」


この出逢いが僕のこれからを大きく変えることになる…