「あたしからもお願い、敬語はやめない?堅苦しいというか・・・、ねぇ?」

え!?いいの!?うん、確かに敬語はなぁ・・・・。

「はぃ・・・・、じゃないくてうん!!」

「あっはっははははは!瑠華・・・・ウッケルー!」

「えぇ?蘭ちゃーんひどぉーい!」

爆笑している蘭ちゃんにプゥと頬を膨らませた。

「ダメダメ、そんな顔も可愛いだけよ」

意味わからない・・・・・。

可愛くないもん。

「桜ちゃん、仲良くしてね」

「ええ、よろしく・・・。」

ガララッ!

ドアが開いた。

「はい、このクラスの担任の八王子だよろしくな」

「「「「きゃああ!イケメン、でも王子様の方がいいけどねー」」」」


「「王子様?」」

とあたしと桜ちゃんの声が一緒にハモッタ・・・・・。

「「っぷ」」

「「あっはははははははは」」

笑いすぎでおなか痛くなっちゃう、でも面白い!

「は・・はい!静かにー!んで、王子様はいいから、HR始めっぞぉー」

そうやって時間は過ぎていったのだった。