分かっていたことだけど、おかしく感じてしまう自分がいた。 俺は"さん"の部分を消し、メールを送った。 すると数分後、メールがすぐに返ってきた。 ――――――――――― 私も翔と話したい。 メールありがとう。 ――――――――――― 短い文章。だけど彼女のメールを見て思わず笑みがこぼれてしまった。