「だから俺は今まで苦労してきたアイツらは絶対将来幸せになるって思ってる。」 赤城さんは俺の目をしっかりと捉え言った。 「これで……彼女と一緒になれなかったら神も仏もありゃしないと想わないか?」 「そうですね…俺もそう思います。」 これは少なからずの俺の肯定の印であった。