「俺は赤城涼。翔の同僚で友達です。あっちの俺の後ろにいる奴は新垣樹。知人です。」 「赤城君……まぁ…翔からよく聞いてるわ。」 少し老婦さんの顔が華やいだ。 「一度お会いしたいと思っていたんだが……まさかこんな形になってしまうとはね…」 隣の男性の老人が言った。 どうやらお互いに初対面らしい。