｢お前も彼女のノロケ話相当キモいぞ。｣




アレは萎えた。




｢お前…っ！人のノロケ話一個も聞いてねーくせによく言うぜ。｣




｢樹先輩。｣




今まで黙ってた明日香が口を開いた。




｢私も先輩のこと、ずっと好きでした。付き合って下さい、お願いします。｣




ぺこりと彼女は頭を下げた。