あれから1年が過ぎた。




俺は現在大学4年生となる。




「明日香。話がある。」




「どうしたんですか、先輩?

そんなに改まっちゃって。」




俺達2人はベンチに腰掛けている。




「俺、明日香が好きだ。
……待たせたな。付き合おう。」




明日香は…俺の彼女は…幸せそうに一筋の涙を零し、美しく微笑んだのだった。