その日の晩、翔からまたメールが来た。 ――――――――――― 誰か付き添いの人はいるのか? やっぱり駅まで迎えに行こうか? そっちまで行けなくてごめん。 ――――――――――― 相変わらず心配性だな…翔は。 ――――――――――― 仕方ないよ。翔は私と違って忙しいんだから。 大丈夫。ありがとう。 ――――――――――― ……どうしてだろう? 何だか今までの翔とは別人みたいだ。