ピリリ… 俺の携帯が鳴り響いた。 名前を見ると川星さんからだった。 きっと赤城さんに俺のアドレスを聞いたんだろう。 俺は驚きながらも携帯を開く。 ――――――――――― やっぱり沙羅にきちんと話そうと思う。 だから、明日。◯◯公園に10時に来てくれないかな? ――――――――――― 「沙羅さんからメール?」 「いや……川星さんから。」