「待ち合わせの時間に遅れそうになって…駅まで自転車とばしたら事故に遭ってしまったんだ…」
今、畑夫妻は医師に呼ばれ、席を外していた。
今病室にいるのは赤城さんに俺、川星さんという組み合わせだ。
「その……沙羅に…プロポーズ……しようと思ってたんだ……だから…遅れるときまらないから…」
顔を赤くしながら、しどろもどろに川星さんは言った。
「あ………指輪知らない?確か内ポケットに入れたハズなんだけど…」
「くく……」
突然赤城さんが笑い出した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…