『でも何年も会えてないんですけどね。彼、忙しくて。』 『……辛いですね。』 『いいえ。…彼から毎日メールのやり取りをしてますから、辛くなんてないです。』 ドクン… 『……会いたいとは思いませんか?』 『毎日思ってますよ。……でも、メール下手な彼が毎日私にメールをくれるようになったんです。私はそれだけで満足です。』 俺は胸が締め付けられる様に感じた。 そして後悔した。