「彼女が決めることなんじゃないかって…」 意識不明でいつ目覚めるか分からない川星さん。 沙羅さんがメールを彼氏に送ってくる程のプロポーズをした男性。 どちらに手を差し伸べるかは沙羅さん次第だ。 だけど俺は片方の道を嘘で固めて彼女を束縛してしまっている。 これはきっと、神様がもう潮時だよと言うお告げなんだ。 「俺、沙羅さんに会いに行きます。住所を教えて下さい。」