「「はよー!」」


それから、学校に行って
クラスにカバンを置いてから
いつものように屋上で昼寝。


サボりたいワケではない。


ただ、このクラスにいたくないだけ…。


理由は、ないけど…。



それから、もう慣れたように屋上への扉を開くと
素晴らしい風景。


といっても、山と少しの建物しか見えない。


「ふぅ…」



一息ついてから、あたしは取り合えず寝転がった。


すると、ガチャっと普段は誰も来ないはずの扉が開いた。